有言実行 〜ヨガの八支則【ニヤマ・タパス編】〜
ヨガの八支則のうちのニヤマ=やるべきこと(自己鍛錬)の一つ タパス=自己規律 についてです。人生の最終目的に到達するために、いかなる状況の下でも、燃え尽きるほどの努力をすることである。とヨガの経典には書いてあります。
おはようございます川口市鳩ヶ谷の少人数制ヨガ教室「ひだまりヨガ」代表インストラクターのKumiko です。
本日はニヤマ編、自分のためにするべきこと、タパス=自己規律についてです。タパスとは、燃やす、焼く、輝かせる、苦しむ、熱で消費するという意味のタプという語源からきています。
タパス(自己規律)を実行すると、過去の不徳や罪を浄化し、身体と感覚を意のままに使うことができるようになる、という教えです。
志を持つこと
タパスは「苦行」「自己修練」「自己鍛錬」「厳格さ」「断食」「忍耐」とも訳されます。いよいよ修行感が強くなってくるのですが、現代的には、「志を持ち、有言実行」することというのがしっくり来るのではないでしょうか。
嘘、悪口、陰口をこの口から出さず、自分も他人も傷つけず、程よく栄養のあるものを食し、朝から夜まで自分を整えるようにやるべきことに向き合い生きること。そうすることで自分のからだと感覚を意思の元に動かし目的の為に真っ直ぐ自分を磨き続けることができます。
好きなことも嫌いなことも、両方から学ぼうとする気持ちで、現実を受け入れることで、痛みや苦しみを伴う過去の罪や不浄が浄化されます。
日常生活の中で、無理せず、やるべきことから逃げず、規律正しく生きること。決めたことをただ黙々とこなす。次第に習慣になっていき、苦痛はさほど感じなくなってきます。いわゆる「ルーティーン」ですね。
タパスはつらつらと書いているのを読んでいると「苦行」とか書かれているので、ひどく難しく感じてしまいますが、自分にとっての良い習慣を作ってみよう!っていうことです。
タパスを実行することはある意味ビジネスでも大いに役立つのではないでしょうか?
嫌な仕事も良い仕事も好きな仕事も嫌いな仕事も、両方から学ぶ姿勢で行えば、痛みや苦しみを乗り越える忍耐や強さが身につくはずです。
目標を立てて、毎日目標に近づいていき、継続的に続けることで、結果的に振り返ると、普通の人からするととんでもない行動量を起こしていて、それが自信に繋がり、自分自身の行動に対して、迷いがなくなり、どんどん進み続けることができます。
ヨガのポーズも同じで毎日練習すれば、少しづつ目標に近づいていき、いつの間にかポーズができるようになります。
最初は何でもいいと思います。
●朝早起きする。
●1日5000歩歩く。とか。
とにかく難しく考えずに実行していきましょう♪