呼吸を整えること〜ヨガの八支則【プラーナヤーマ編】〜
ヨガの八支則のうちのプラーナヤーマ=呼吸を整えることについてです。呼吸は、心と体をつないでいるものです。意図的に呼吸を静かにすることで穏やかで静かな自分の真実に至ることができます。
おはようございます川口市鳩ヶ谷の少人数制ヨガ教室「ひだまりヨガ」代表インストラクターのKumiko です。
ヨガの八支則、いよいよ大切な呼吸=プラーナヤーマです。
吸う息が穏やかに体の中に保たれること、吐く息が適切に放たれること。リズミカルに自然の流れに伴って呼吸がスムーズに行われることをヨガではプラーナヤーマ(呼吸法)と呼んでいます。
呼吸を整えることの意味
プラーナ(呼吸)アーヤーマ(整える)2つの言葉が合わさっています。プラーナとは、呼吸法によって体内に取り入れる事の出来る、「生命エネルギー(生命力)」だと言われています。
私たちの体は大きく分けて5つのプラーナ(生命力)が宿っています。
5つのプラーナ(生命力)とは?
①プラーナ=呼吸→上向きの力(エネルギー)
②アパーナ=排泄→下向きの力(エネルギー)
③サマーナ=消化・吸収→回し流す力(エネルギー)
④ヴャーヤ=循環→めぐる力(エネルギー)
⑤ウダーナ=逆流→自然の流れに逆らう力(エネルギー)
生き物は、呼吸し、血液を循環します。食べ物を食べて消化し吸収します。そしていらないものを排泄するという体を動かす力で生きています。この全体の生命力のバランスをとって上手にコントロールすることがプラーナ・アーヤーマです。
そしてこの5つのプラーナの動きの中で、「呼吸」だけが唯一、自らの意思によって流れをコントロールすることができるのです。
なので、呼吸を通して、体全体を整え、心を整えることができるので、意図的に呼吸を調節する「プラーナヤーマ」の練習がヨガではとても大切になるのです。
呼吸の練習をしないヨガのクラスはありません。
ヨガが他のフィットネスと大きく違う所は、呼吸=プラーナヤーマを重視しているところです。呼吸をしないのはストレッチや柔軟体操になります。
アーサナが完成し、プラーナが安定し、生命力のバランスが整った時に初めて深い瞑想が可能になります。=YOGA
体と呼吸と心の流れを意のままに収めコントロールすることがヨガです。
呼吸が整って穏やかでいる時に、心は集中し、深く自分の中の静寂に入っていきます。リラックスしている時に自然と体の力も抜け安定していきます。
心と体を整えるためにヨガがあるのです。
呼吸が止まると死に至ります。生きていることは呼吸をすること。呼吸をコントロールするだけで穏やかな自分になれるとしたら、もっとも簡単な方法がヨガの呼吸=プラーナヤーマです。
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